歯科医院 接遇研修(大阪)

開催日: 2021年3月22日

話の聴き方と話し方についての研修を実施しました。

 

◆ 充実感のある研修でした

今回の研修では、話の聴き方と好感のある話し方について学習させていただきました。話し方については、以前にも教えていただいた敬語などの表現の復習にもなり、上手に使えていなかった言葉を日頃から使えるように、改めて考えることができました。聴き方については、とても内容がわかりやすかったです。今まで何となくしていた仕草も、あるのとないのでは大違いだということを、実習を通して感じることができました。当たり前のようにしていることにもきちんと意味があるのだと実感しました。今までは自分の感想を主に発言していたことが多かったことに気づいたので、仕事においてもプライベートでも、まずは相手の話をしっかり聴いたうえで、自分の話をします。性格的に人の話を聴くことが苦手なところがあり、興味がないときには感情が表情に出てしまいます。しかし、今回の研修で自分のことも知ることができ、解決できるようにしていきたいと思いました。仕事だけではなくプライベートでも活かすことのできる内容で、とても充実感のある研修でした。

(歯科衛生士 40代 女性)

 

◆ 話す姿勢と聴く姿勢で信頼関係を築きます

初診カウンセリングや補綴カウンセリングなど、患者様と接する時に、今まで以上に考えてコミュニケーションを取らないといけないと感じました。患者様にわかっていただきたくて、自分の考えを押し付けるのではなく、一歩引いて話をすることを意識し、患者様が興味を示したタイミングを逃さないようにします。カウンセリングを通して患者様のことをより理解して、信頼関係が築けるように、話す姿勢、聴く姿勢を意識していきます。

(歯科衛生士 20代 女性)

 

◆ どんな患者様にも安心して話していただけるように

今日の研修で学んだ話の聴き方については、初診カウンセリングで使っていきます。振り返ってみると、診てもらいにきているはずの患者様が、あまりご自身のことをお話にならなかったり、歯科医院が怖いあまり、こちらの話す内容にうわの空だったりすることがよくあります。体がこわばっている患者様やコミュニケーションをとるのが苦手な患者様でも上手く話せるように、そして安心してもらえるように、こちらの態度などに気を配っていきます。また、自分であいまいにしていたところも蒲ヶ原先生にご指導いただけたので、とても参考になりました。キャンセルのルールがあるので、患者様にそのルールをしっかりと伝えます。

(歯科衛生士 20代 女性)

 

◆ いかなる時も必要なことを聞き出す技術を身につける

スピード感は確かにとても重要ですが、自分が患者という立場になった際に、スタッフやお店や医院が忙しいということは関係ないので、適当な接客をしていると思われないためにも、忙しいと見抜かれないように接客することを心がけます。今後は、どんなに忙しくても患者様のスピードに合わせて、その中で無駄のないように必要なことを聞き出せる技術を身につけます。そうすることで、仕事の効率が上がるだけでなく、信頼も得られ、医院の繁栄にもつながると思いました。そして、患者様の表情や態度だけで判断せずに落ち着いてコミュニケーションをとり、患者様に対する理解を深めていきます。今日の研修のロールプレイングは、「相手が話す情報を要領よくまとめ、会話のリズムはとめないようにして自分も理解する」という点で難しかったですが、それを上手くできるようになるために、日頃から身近な人と会話する時から意識してみようと思いました。

(歯科衛生士 20代 女性)

 

◆ 話し方で伝わり方も変わる

患者様と話す時、自分が伝えたからそれでよいというのではなく、相手にどのように伝わっているのかは自分の話し方で変わるということを、今回の研修のロールプレイングで学びました。患者様と話す時に患者様に寄り添って患者様の気持ちを理解できれば、患者様との距離も近くなると思ったので、受付で話す何気ない話から気持ちを理解できるようにしたいと思います。

(受付 20代 女性)