歯科医院 接遇研修(神奈川)

開催日: 2020年7月27日

接遇と接客の違いについて研修を実施しました。

 

◆ 協力し、呼吸を合わせてやり切ることや100点を目指すことの大切さを痛感

相手の心を動かして震えさせるには、受け取る側の立場に立ってことばを選び、挨拶や態度によって安心していただく必要があると感じています。研修の最後のテストでは、「何となくできた」ことよりも、合格に向けて、皆で協力し合って、呼吸を合わせてやりきること、100点を目指すことの大切さを痛感させていただきました。診療において100点を目指すことはもちろんですが、声掛けなどのプラスαの部分で私の治療を受けたいと思っていただけるように、一つ一つの行為に気を遣います。スタッフたちも今回の研修で、チームで力を合わせることの大切と達成感を味わってくれたと思います。スタッフ一人一人の性格も違うので、各々が自分では気づいていない課題点を客観的に伝えていただけることで、新しい気づきや仕事へのやりがいを感じてほしいと思っています。私に対しても忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。

(院長 30代 男性)

 

◆ 接遇と接客の違いを理解した上で、納得して学べました

研修を受けるまでは、接遇は接客の一部だと思っていましたが、接遇には対価がなく、評価されるのは接遇だとわかり、自分でも納得して学ぶことができました。海外から日本のおもてなしは素晴らしいと評価されていますが、チップで決まる海外の接客ではなく、日本の接遇がなぜ評価されるのかがわかりました。

(歯科衛生士 20代 女性)

 

◆ 自覚と責任を持って、プロフェッショナルの仕事をこなします

チームワークを大切にして、心を通わせることが成功につながるということに気づきました。接客や接遇の研修は、今まで何度か受講してきましたが、ここまで心にずっしりと響き、心を動かされたのは初めてです。今日の研修では、日常生活のあり方や気持ちの持ちようなど、沢山のことを教えていただけました。一人の大人として、人間として、スタッフとして、母として、まだまだ未熟なところがたくさんありますが、今後もたくさん勉強をしながら生きていきたいと思いました。当院が一つの大きなチームとなり、誰一人欠けることなく一人一人が自覚と責任を持ち、各々がプロフェッショナルの仕事をこなしていくべきだと感じました。人としての思いうやりの気持ちや優しさなど、忘れていたことを思い出させていただけた研修でした。

(歯科衛生士 女性)

 

◆ 「おもてなしの精神」を忘れずに働きます

接客や接遇に対して、当院ではこれといった統一感はないものの、個々のモチベーションは高く、ミーティングでの情報交換なども密に行っていて、これといって不安はないように思っておりました。しかし、今回の研修で基礎的な意識や接遇を学び、言葉遣いの不安定感や個々の患者様に対する言動にばらつきがあっては、一人としての評価はいただけても、医院としての評価につながりにくいと感じました。また、今後の自分働き方をより良くできるチャンスをいただけたことに感謝しております。人と関わって働くこと、特に患者様がお相手の仕事なので、お金だけではない「おもてなしの精神」を忘れずに、今後とも、働かせていただきたく思います。

(歯科助手 30 女性)

 

◆ どのようなモチベーションで仕事に臨むべきかがわかりました

接遇と接客の区別が自分の中で曖昧でしたが、今回の研修を通して、それぞれの意味をきちんと理解することができました。蒲ヶ原先生は、一つ一つの所作や言葉の意味をきちんと説明してくださり、とても記憶に残りやすい内容でした。言葉の意味を理解すると、自然と意識が変わることも感じました。仕事に対する価値観も、「お客様(患者様)の存在があってこそ、自分たちが給料を受け取れて、生活できている」ということを改めて意識できたことで、今後、自分がどのようなモチベーションで仕事に臨むべきなのかということの指針になりました。また、患者様は一般常識や一般的な接遇に慣れた方が多いのだという意識を忘れず、自分はその中で評価される対象だということを忘れず、行動に表していきます。本当にありがとうございました。

(歯科助手 20代 女性)