「ありがとう」の一言

鹿児島には市電が走っています。
市電を降りる時、運賃箱に160円を入れて
「ありがとうございました」と運転手さんにご挨拶していました。

「なんで?ありがとうと言うの?仕事でしょ?」
そんな事を言われた経験があります。

確かに・・・
市電を、バスを運転する仕事でお給料をもらっている。
確かに・・・
当たり前の業務としてしているだけのこと。

そんな風に考えるのは簡単。
しかし、
私達が生活している中で、
大切なひとコマを担ってくださっている方々が
いらっしゃる。

運転手さんは【接客】をしている
私たちが「ありがとう」を発する事は、
まさに【接遇】の観点からの言葉かけ。

【接客】の、利益、損得の関係ではなく、
【接遇】の、無償の心からの御礼の言葉。

結果、私も相手も気持ち良い時間がそこに出来る。

全国を出張する事が多い私は
飛行機に乗る、新幹線に乗る、タクシーに乗る事が普通になりつつあります。
しかし、この方々の運転がなければ、私は仕事をする事が出来ません。
それを考えるだけでも、
無事に送り届けて下さり「ありがとう」なのです。

コンビニで買い物をした時、
レジの人は、手元の商品やお釣りを見ながら
「ありがとうございました」と言ってくださいます。

私は、レジの人の目を見て「ありがとう」と言っています。

あなたがレジを打ってくれたから、
今欲しいモノが手に入れられた「ありがとう」と。

レストランで「失礼いたします」とオシボリを渡されます。
私はその方の目を見て笑顔で
「ありがとう」と言って受け取ります。

美味しいお食事の前に清潔に出来ます「ありがとう」と。

【接客】で触れ合う人達は当たり前ですが
同僚、お友達、家族、身近になればなるほど
【接遇】で触れ合う人達に、どんな声かけ、心掛けをしていますか?

ほんの些細な事かもしれません。
しかし、その「たったそれだけ」の振る舞いが
一人の人間としての雰囲気を作るのかもそれません。

「ありがとう」と、
相手を敬う一言を当たり前に言える習慣を日頃からつけてみませんか。

一人では生きていけない
誰かの働きがあり、今ここに自分が生きている。

大袈裟かもしれませんが
「ありがとう」の一言がみんなを笑顔に導き幸せにします。

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蒲ヶ原 裕子

 

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